

下角間(しもかくま)の西、小中島(こなかじま)に通ずる道路の右側に2体の地蔵尊が祀(まつ)られています。
村人はこれをケダニ地蔵尊と呼んでいます。
文政(ぶんせい)3年(1820)の夏、
出羽三山(でわさんざん)湯殿山(ゆどのさん)の行者恵(え)眼院(がんいん)鉄門(てつもん)上人(しょうにん)は、
悪魔調伏(ちょうふく)のご祈祷(きとう)をしてこの地方を廻(まわ)りました。
角間の河原に至り、ケダニ除(よ)けの護符(ごふ)に長さ7㎝、幅3㎝位(くらい)の
小形の地蔵尊を書いたお札(ふだ)3000枚を作り、
「毎年このお札を3枚ずつ川に流して祀れ、お札がなくなる頃ケダニは退散する」とご託宣(たくせん)があったので、
村人は大いに喜び地蔵尊を建立(こんりゅう)し旧歴(きゅうれき)の6月24日をお札流しの日と定(さだ)めお祭りをしています。
ケダニとはツツガムシのことで、当時ツツガムシに刺されると約半数が死に至ったといわれており、神頼みをして災難を逃れようとするしかなかったようです。
所在地 秋田県湯沢市角間字馬場
祭 日 旧歴6月24日(現在は7月第3日曜日)
