
御清水は、宝永2年(1705)
杉沢新処(あらところ)村が開村してから まもなく掘られた井戸と思われます。
当時、村内に飲水(のみみず)として
使える井戸はここしかなく、
家々ではこの井戸から水を汲み上げ、
水桶を担いで運んでいたので
大変な重労働でありました。
この苦労を解決したい一身で、
昭和25年(1950)7月、村人総意による
水道設置の陳情書が、
辨天村を通じ秋田県に
提出し認可されました。
これにより、県の事業で
昭和28年(1953)にようやく
簡易水道が整備され、
さらに昭和35年(1960)には、
湯沢市の上水道事業に編入され
整備されたことにより、飲水不足から
解放されました。
水道が整備されるまでは、
この井戸無くして村人の生活が
成り立たない状況にあったことから、
今も水神(おしじ)様として
大事に保存されています。
住所
秋田県湯沢市杉沢新所字八幡山10
(八幡神社境内)
