
この田神塔は、嘉永元(1848)年
角間(かくま)村の打ち直検地完了を記念する碑で、
久保田藩(くぼたはん)領内では
このような碑を平均御竿入れ塚と呼んでいます。
打直検地とは、自然災害などによって
田畑の面積や地質などが変わり、
年貢米の納付が困難になるなど、
村として成り立ち難くなった場合、
これまでの検地をご破算にして
改めて検地を行ない、新しい検地帳を作ることです。
また、後で物言いがつかないように
旧帳をまとめて地下に埋め、
そこに田神塔を建てて松の木を植えました。
角間村の場合、宝永(1704-1711)の頃の
石高は745石(こく)2斗(と)8升(しょう)4合(ごう)でしたが、
嘉永元年の打ち直しでは366石9斗5升と、
石高は半分以下に減っています。
これは、皆瀬川の流れが変わり村の
耕地が大きく川欠けし
流亡したことが原因と思われます。
所在地
秋田県湯沢市角間字中島
